邑の映画会 Vol. 12

2019年11月2日(土)
群馬県邑楽町中央公民館邑の森ホール
(定員400人)にて

(むら)の映画会 Vol. 12
が開催されました。
開場 9:30、上映 9:50~
チラシ(表,PDF)を表示   チラシ(裏,PDF)を表示
9:50【子ども映画教室】
《いくつのショットがあるか数えてみよう》
―映画のふしぎ―
受付9:30/幼小中学生対象(大人の方も見学鑑賞可)
片目を閉じて見る、「フレーム」の紙を通して見るなどためしてみよう!
ふだん見えているものが違って見えるはず!!!
「意識して見る」ことで、新しい発見が生まれるよ。
アニメーション作品、映画教室の先生たちが
撮った「先生たちの短編」を見ながら
映画の不思議を一緒に感じよう!
アニメーション映画 《こがねの花》《リトル・アンブレラ》《タラタタ》《おじさんとかくれんぼ》

13:00【子ども大人映画館】
アニメーション映画《レッド・タートル ある島の物語》
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督

14:45【大人映画館】
講演:アニメーションと実写 映画監督小栗康平
15:30劇映画《キューポラのある街》浦山桐郎監督(子どもも鑑賞可)
邑の映画会 Vol.12 ポスター
参加費
参加費(フリーパス券)■大人 1,500円(こども1人無料・当日 1,700円)/こども(高校生以下)300円/乳幼児無料

チケット予約・問合せ
邑(むら)の映画会実行委員会 Tel. 090-7711-6201
邑楽町中央公民館 Tel. 0276-88-1177
こがねの花
1929年/日本/17分/35mm/白黒
監督:大藤信郎
団子兵衛(だんごべえ)、とおくの村のまつりにまねかれた。村人を楽しませての帰り道、くらがりとうげにまよいこむ。そこに大蛇(だいじゃ)があらわれた。大蛇はたばこのヤニが大きらい。団子兵衛はわざわいのもとになるおかねがおそろしい~~。どうなっちゃうの? 楽しい切り絵アニメーション。
スチル・フィルム提供:国立映画アーカイブ
リトル・アンブレラ
1957年/チェコ/15分/DVD/カラー
監督:ブジェチスラフ・ポヤル
みんながねしずまったころ、おもちゃがあつまってパーティがはじまった。シャボン玉のダンス、つみ木や人形たちのきょくげい...。自分では動かないおもちゃが、いきいきとダイナミックに動く。さあ、みんなでふしぎな夜をのぞいてみよう。ワクワク、ドキドキ、人形アニメーション。
©Kratky Film Praha, a.s. 配給:アットアームズ
タラタタ
1977年/カナダ/8分/35mm/カラー
監督:フレデリック・バック
今日は町のおまつりだ。楽器をえんそうしたりおどったり、にぎやかにパレードが続く。そこにパレードを見ようと男の子と犬がやって来た。でも人がいっぱいで見ることができない。男の子は目をとじて楽しい子どもたちのパレードをそうぞうする。色えんぴつや切り絵で、クルクル動くアニメーショ
©Societe Radio-Canada
おじいさんとかくれんぼ
2018年/フランス/7分/ブルーレイ/カラー
監督:アンヌ・フイン
おじいさんの家で夏をすごした男の子に「私がいなくなったら、庭の木や花のせわをしてくれよ」とたのむおじいさん。男の子は「おじいさんは死んだらどこへ行くの」とたずねる。「バラの花びらになるか、それともちょうになって庭を飛びまわるかな」美しい日々をフランス語と油絵であらわしたアニメーション。
©Folimage Studio 配給:オフィスH
レッドタートル ある島の物語
2016年/日本・フランス・ベルギー合作/81分 DCP上映
監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
2001年、アメリカアカデミー賞を初めとして、世界中で様々な賞を受けた『岸辺のふたり』(原題「父と娘」)の監督による、初めての長編アニメーション。スタジオジブリから声をかけて、高畑勲がアーティスティックディレクターに名を連ねる。無人島に男が流れ着く。男は脱出を試みるが上手くいかない。立ちはだかったのは、赤いウミガメ。一切のセリフを排して、生と死、自然と愛を掘り下げていく。
©2016 Studio Ghibli/Wild Bunch/Why Not Productions/Arte France Cin?ma/CN4 Productions/Belvision/Nippon Television Network/Dentsu/Hakuhodo DYMP/Walt Disney Japan/Mitsubishi/Toho
キューポラのある街
1962年/日本/98分/35mmフィルム
上映/白黒 監督:浦山桐郎
原作は日本児童文学協会賞を受賞している、早船ちよの同名小説。
日活は、浦山桐郎の監督昇進にあたっての条件は、吉永小百合を主役として起用する、だった。浦山が助監督としてついていた今村昌平との協同脚本。
昭和三十年代のまだ不安定な社会を背景に、貧困とはなにか、を問いかけた。今も胸をうつ、真摯なデビュー作である。北朝鮮への帰国事業が描かれているが、これを今どう見るかも、大事なところだ
©日活